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「ミー・ファースト症候群」と「マサカ症候群」

個人主義崇拝には気をつけよう。世界の多くの地域、国々、特に西側にそのよさはあるが、個人主義の過剰な強調が社会の根底を蝕んでいる。健康的な個人主義を学びなさい。しかし「ミー・ファースト(まず自分が一番)症候群」にならないようにしよう。間違った個人主義(多くの場合、わがまま)が重大な問題を引き起こしてしまう場合も多いのだ。

次にいつも自分が見られているということを心に留めておきなさい。これも重要な事だ。僕はときどき、「ぼく達の最大の敵は『マサカ君』なんだよ」とジョークをいうことがある。『マサカ君』があちこちで跳びはねてぼく達を混乱させている。

では『マサカ君』とはいったい何物か?『マサカ君』とはぼく達が事実を伝えた時、ぼく達の前で発せられる返事のことだ。「日本は豊かだね。」「マサカァ!世界で2番目ですよ。」「でもいろんな分野でナンバー・ワンだよ。」「マサカァ!」この「マサカ症候群」がぼく達を事実に向き合わせることから遠ざけてしまう。これは事実だ。日本人として君が、金持ちで傲慢で、お高くとまっているとみられているんだ!

自分達がそう思われていること、それを心に留めて行動するべきだ。ぼくは日本で生まれて育ったのだが、ぼくが「アメリカ人」でいる間、常に注意深い行動をとらざるをえなかった。これは、ぼくがこうしようと思うことと違って取られることがよくあったので、ぼくはより礼儀正しく、そしてより忍耐強くふるまわざるをえなかったのだ。君が外国に出かければ、ぼくと同じ立場になる。

礼儀正しくしすぎて誰一人傷つくものはいない。もしホームステイをしているとしたら、けっして「自分は間借りしているんだ」などと思ってはいけない。事実はまったく違うのだ。これはお金の額にかかわらない。すこしばかりのお金は、君がその家族に引き起こす迷惑に対するものでしかない。ホームステイの家族は金銭のためではなく、君の何かの助けになればと思ってやっているのだ。部屋を借りているだけとか、思う方法は何でも、いつでも、どんな方法を取ってでもやれる、などとは決して思わないことだ。

君は甘やかされていて、気取っていて、いやもっと悪く見られてしまうかもしれない。ぼく自身も、過去何回同じようなことを聞かされてきたことだろう。そのときのぼくの反応も「マサカ」だった。そんなふうにとられるなんて、ありえないことだ、ぼくはまったく反対のことをいっていたのに。誤解、そしてコミュニケーションの失敗である。ぼく達はいつも特別視されていると言うことに気を使っていかなければならない。これに関する最善の方法は、君がどういうことを今しているのか、正直に親切に君に伝えてくれる友達を持つことだ。そして「マサカ」と何回も自分に問い返していくことも、本当の君のイメージを上手に作りあげる時の助けとなるだろう。

「間借り」意識の問題は、借家や事務所を借りるときにも起こりうる。君はゲスト、名誉あるゲストなのだということに留意してほしい。そしてそれなりのマナーにしたがってほしい。
 
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